by 謎の旅人


投稿日時:2010/07/16 13:56



午後からショッピングの時間。

香港ですぐ作れるなら、(幸運を呼ぶ)印鑑でも作りたいなと、

思っていたが、

ショッピングは、HISの系列店に連れて行かれた。

まずは、

「马仙奴亞洲有限公司」。

店に入ると、僕らを待っていたようで、

代表の店員が、我々みんなを集めて、

シルクの商品の説明を始める。

商品説明会だ。

男にはあまり、興味のもてるような商品でない。

説明が終わって、

ここでは、買うものないなあと、

店内をブラブラ見ていたら、

眼鏡の販売コーナーがあった。

「ただで、眼鏡キレイにします」というので、

暇つぶしにお願いした。

大失敗だった。

眼鏡を自動クリーナーで洗浄している間、「この眼鏡どうですか」と売り込んできた。

断るが、洗浄している眼鏡を返してもらえない。

でも、ちょっと、眼鏡をかけてみたら、「かなりいけ」てた。

色つき眼鏡で、度数は今かけている眼鏡と同じものだ。

友達に、「これ、なかなか似あってないか?」と、聞いてみると、

辛口の友も、「おお。(そうだな)」と、いい反応。

店員は最初、日本円で2万円で売ろうとした。

「これドイツ製の眼鏡。2万円でどう?」

「じゃあ、1万円ならどう。。。わかりました。7千円です。決まりましたね」

勝手なことを言う。

「2千円なら、買う」(ほとんど、買う気なし)

「御客さん、それはダメ。利益なくなる。わかった。5千円。どう?きまりね。クレジットカードで払える」

クレジットカードがあることを忘れていた。

この後の出費を考えて、現金(香港ドル)が減るのが嫌で、

最初は全く買う気がなかったが、

クレジットカードで買ってしまった。

HK$448

「御客さん、買い物上手ね。ガイドさんの名前を教えて」

ガイドの名前を聞いて、別の店員に何やらメモを持たせて行かせた。

次はXX君だ。

彼も逃げられず、買わされた。

買い物の予定時刻を過ぎ、みんなはバスの中で待っている。

「ヤバイ」と、ハラハラしていたら、

店員は「ガイドに話はつけてあるから、大丈夫よ。」という。

ガイドさんがやってきて、椅子にどっぷり座った。

「みんな待ってるんでしょ。いいのですか」

「時間を延長しましたから、大丈夫です。」

ガイドもこの店とグルのようだ。

度数の関係で彼の眼鏡は日本円8000円。

眼鏡を作る必要があるから、

彼の眼鏡は今日中に、ホテルに届けるそうだ。

購入した眼鏡

次に連れて行かれた店は、HISの系列店?の漢方薬の店。

着いたら、みんなを奥の部屋に集めて、

店員の代表が、漢方薬の説明を始めた。

またか。。。。

説明が終わると、

他の店員たちが、一斉攻撃で、僕ら一人一人をマークし、

商品の売り込みを始める。

「あなた、頭薄くなってる、この薬必要。」

こんなひどいことを言われた。

今まで白髪があることは、周りから指摘を受けたことがあったが、

「頭薄くなってる」なんて、言われたこともないし、実際、そんなことはない!!

隣にいたXX君はケラケラ笑う。

「どっちかというと、禿げてきてるのは、お前だろう」と、俺は言う。

漢方薬なんか興味もなく、何も買わなかった。

他の人も、店員の売り込みの相手をするのに、たいへんそうだ。

この後は、ブランドものばかりが売られている百貨店に連れて行かされた。

ここには、印鑑専門店はない。

時計とか、バックとかブランドものばかり。

僕は何も買うものがなかった。

ホテルに帰って、購入した眼鏡をかけてみたが、

店頭で見た感じと違った。

店頭では、

目が透けて見えない感じだったが、

結構、目が透けて見えるので、なんだか格好悪い。

XX君も「正日に似てる」と、ケラケラ笑う。

「いらんもん買っちまった」




コメント登録